令和5年1月からの電子処方箋が及ぼす影響とは何か!? 最終更新日時 : 水谷政也 日本の調剤薬局業界に激震! 新しい調剤薬局のかたちが見えてきた。 愛知、岐阜、三重で求職中の看護師の皆さま、こんにちはそしてこんばんわ。 以前、マイナカードについて取り上げましたが、それに関連したお話です。 この話題で挙がるキーワードは、「薬局ビジネスの転換期」です。 調剤薬局は、中小様々な事業者が運営していることが多く、病院の近くで運営していれば、長らく安泰なビジネスだったと言われています。 マイナカードが機能することで、病院と調剤薬局の間で医療情報が共有できるようになり、紙媒体の処方箋が不要になるようです。 また、電子処方箋の処方内容(控え)に書かれた引換番号を電子処方箋に対応している薬局に伝えることによって、オンライン上で服薬指導を受けることが可能になっていくようです。 そうなると、薬は宅配便でも受け取ることができるようになるそうです。 この仕組みを上手く活かしていこうとする動きがあります。 アメリカの某大手ネット販売業者が処方薬のネット販売事業に参入することを検討しているという報道がありました。 皆さまは、令和4年4月から開始された「リフィル処方」をご存じでしょうか? 医師が決めた日数分の薬は、通常1回しか受け取れませんよね。 慢性疾患で通院が困難な場合、病院や薬局に立ち寄らずに上限3回まで、同じ処方箋で受け取ることができる制度のことです。 このような一連の制度の流れが、業界再編を呼び起こすのかも知れませんね。