科学的介護情報システム(LIFE)ってなに?
LIFEの歴史から見えてくるもの!?
成果主義への移行
愛知、岐阜、三重で求職中の看護師の皆さま、こんにちはそしてこんばんわ。
介護サービスを提供する事業でお勤めであれば、ご存じだと思いますが、今回は、LIFEを取り上げてみました。
科学的裏付け(エビデンス)に基づいた介護の実践を目的に、情報収集・分析・現場へフィードバック・科学的介護実践の流れでおこなうとされています。
2017年度にVISITの運用が開始されました。通所、訪問リハビリテーションの事業所が対象で、最初はリハビリテーションの情報収集・分析が目的でした。
2020年度になるとCHASEの運用も開始されました。ここで対象が全ての介護サービスとなり、高齢者の状態やケアの内容を情報収集することになりました。
2021度になるとVISITとCHASEが統合してLIFEとなったのです。
LIFEは、ケアの計画、内容を入力し、インターネットを通じて厚生労働省に送信される情報システムです。
AIを開発するうえで、必要な要素は、ビッグデータと言われていますよね。
人間が作成するプランとAIが作成するプラン、、、、。個性や工夫がなくなって、介護が均質化されるのは少し寂しい気もしますね。
そして、このデータ入力作業が、現場スタッフの負担になっているという意見がよく聞かれます。
介護ソフトと連携できていないので、業務改善の妨げになっているようですね。
間接業務が多くなり、直接業務の時間が取れなくなると、ケアの質も低下してしまいます。
介護報酬を成果主義にしてしまうと、信憑性の高い、根拠のある情報収集ができているかどうかは、疑わしいところです。
人手不足が大きな課題となっている小規模事業者には、厳しいシステムと言わざるを得ません。
有志で立ち上げた使命感の強い小規模事業所が、今後も安定運営できるようなシステムになってほしいものです。
個人的にDX化は賛成ですが、一方的なシステム構築よりも多くの現場の意見を取り入れたシステム構築を期待しています
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