訪問看護の豆知識で転職も安心!(part3)

 愛知、岐阜、三重で求職中の看護師の皆さま、こんにちはそしてこんばんわ。

 今回は、訪問看護の職場は、実際と皆様のイメージとどのくらい合致するのかをみていきたいと思います。

 大きく分けて、個宅と施設でのサービス提供になるのですが、施設は、どこでも入れるわけではありません。

 最近は、ナーシングホームという呼び名の施設が増えてまいりました。

 看護師さんが、活躍できる場が増えるのは、選択肢が増えることにつながるので、うれしいことですね。

 ナーシングホームとは、医療依存度の高い利用者様を受け入れて、質の高いケアをする施設です。

 住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅にその名称を付けていることが多いです。

 俗称なので、他の呼称もありまして、医療対応型なども同様の目的をもった施設になります。

 ナーシングホームのベースは、老人ホームなのですが、主に訪問看護と訪問介護のサービス提供をおこなっているようです。

 訪問看護は、通常、高齢者に対しては、介護保険優先になるのですが、厚生労働大臣が定める疾病等(別表7)に該当すると医療保険でサービスを手厚く受けられることになります。

 20疾病あるのですが、代表的な疾病を挙げると末期がん、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症などがあります。

 このように、医療保険でサービス提供できる該当者で、入居されているケースが多いのです。

 施設の訪問看護は、個宅の訪問看護とどう違うのでしょうか?

 様々ありますが、訪問時の移動時間は大きく異なる点です。

 施設では、一定数を超えてサービス提供をした場合、同一建物減算となります。

 その場合、お一人あたりの報酬単価が下がるので、移動時間が少ない分、訪問件数を多く担当することが多いようです。

 訪問看護を希望される看護師さんは、こういった事情も踏まえて、選択されるといいですね。


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